見出し

自転車野郎のスケッチは楽し

ルガーLP08


2022,07,22

 ドイツで開発された自動拳銃で1908年に銃身長100mmのP08がドイツ軍に採用され、1913年に銃身長200oのLP08が採用された。作動方式はトグルアクション機構で尺取虫の様に折れ曲がって伸縮する特殊な機構である。
 輪ゴム銃ながら本物らしくがコンセプトなので前作の銃身長100mmのP08は輪ゴム発射機構とトグル機構のスペースが小さくて失敗した。

 今回は銃身長200mmのLP08で製作した。LP08の後側照準器の部分に輪ゴム発射機構を設けたのでトグルアクション、輪ゴム発射、排莢の各動作は問題なく動作した。

 主材料はアガチス木材 100mm厚 5mm厚 3mm厚  ピアノ線φ1  アルミ板など
 トリガー(引き金)及びトリガーガード野デザインが特徴的。

 動作の必要上トリガー引き代を10oとしたが極力実銃デザインを壊さないようにした。


 仕様

           実銃       輪ゴム銃
    銃身長 : 200mm    200mm
    全長  : 320mm    320mm
    口径  :  9mm      8mm
    重量  :  1043g     156g
    弾   : 9×19mm    8×23mm
    弾数  : 8           6
    輪ゴム :  ・・・・・      #16×8本

 トグルアクション

  銃身が10mm後退しトグルアクションで排莢開口部は35  mmスライドする

 銃上部 

 トグルアクション 

  排莢の勢いがやや弱いのが物足りない 
         

 8mm銃口

  輪ゴム発射の回転フックは四角形

 弾丸マガジン

  0.5mm厚アルミ板製

 木ネジ2本を外すと分かれるパーツ

 塗装してみた

  絵の具は透明水彩絵の具,つまりスケッチ用絵具

 透明水彩絵の具なので作動に影響がないのが利点

 しかし光沢が無く重厚感に欠ける