名優スティーブ・マックイーン主演の西部劇映画「拳銃無宿」で主人公ジョシュ・ランダルが愛用した短いウィンチェスターライフル銃が通称ランダル銃と呼ばれている。 映画に使われたライフル銃はウィンチェスターM1892(1892年型)の銃床と銃身を切り詰めたもので時代考証的にはランダルが活躍した時代には無かった銃である。 ランダルが活躍した時代のライフル銃は ウィンチェスターM1873(1873年型)で西武を征服した名銃として名高い。この名銃を輪ゴム銃として制作しようと思ったが長すぎるのでランダル銃と同様に銃床と銃身を切り詰めたループレバー式の短いライフル銃とした。 実機の全長762mmを605mmとした。実機重量は4300gで重たいが輪ゴム銃は430gである。 輪ゴムは内装式としたので外見では輪ゴムの装填は見えない。本物同様に輪ゴムは銃口から発射されるが銃身内部の接触抵抗で飛距離は短い。 薬莢は構造的に3発しか装填できない。レバーアクションで薬莢が上部に飛び出す。 着色は 水彩絵の具(笑)。 |
薬莢は構造的に3発しか装填できない。左の画像の様にレバーアクションで薬莢が上部に飛び出す。 |
銃身形状はM1892は円管であるが、M1873は八角形のテーパーである。 輪ゴムは内装なのでこの銃口から発射される。 |
下の画像は薬莢排出口。 左は閉で右が開である。 ループレバーに連動していないのが残念。 |
左は輪ゴムの発射機構部。 右は銃本体に装着しているところ。 輪ゴムサイズ#14、装填数は4〜6発。 |
可動部組み立てと部品一式。 材料は アガチス木工材、アルミ板、ピアノ線など。 |